こんにちは、ももたです!

最近『推し疲れ』というワードを目にすることが増えたのですが、皆さんは『推し疲れ』を経験したことはありますか?

私は今のところ直面したことはないのですが、いろんな方の意見を見て自分のオタ活や推し活を振り返った時に、いくつかの考え方やマインドが推し疲れを回避しているのかも……と思いました。

もしかしたら私が普段考えていることややっていることが『推し疲れ』防止の役に立つかもしれないと感じ、オタ活や推し活を疲れることなく楽しむための方法を4つにまとめてみました。

楽しみ方は人ぞれぞれであることは承知しているので、あくまでも二次元オタクの一意見として読んでただけたらと思います。

人生をより明るく楽しくしてくれるはずのオタク活動で疲れるなんて絶対に嫌なので、悩んでいる方の参考に少しでもなったら嬉しいです!

推し本人や運営側と適切な距離を保つ

推し活をするにあたり、どのジャンルにも推し本人を始め運営や事務所といったものがあるかと思うのですが、この運営側と適切な距離を保つことが個人的に大切だなと感じています。

当たり前ですが、推し本人や運営側が生み出すもの・展開するものすべてが「公式」なので、運営にオタクは勝てません。(別に勝負をしているわけではないのですが笑)

提供されたものに対して「あれ?」と不満や違和感を感じた時に、意見を運営側に伝えるのはとても大切で私もこれまで何度か経験がありますが、『自分の理想=公式』では決してないので意見を伝えても変わらない場合はちょっと距離をとるようにしています。

二次元でも三次元でも対象の推しやコンテンツの信者になりすぎると、周りが見えなくなって否定する人達に対してものすごい攻撃的になるんですよね。
推し本人や運営に依存しすぎず、悪いところや弱点も把握できるよう距離をとって俯瞰してみることで何事にも冷静な判断ができるようになります。

二次元オタクの私もこれまで「この運営は信用できない」「やり方が合わないかも」「方向性が合わなくなってきた」と感じたコンテンツからは静かに離れてきました。
運営や事務所もファンにずっと楽しんでもらうためにいろいろ挑戦した結果、その動きに対して合わないと感じる人達がでてくるのは仕方がないかなぁと思います。

現在進行形で長く応援できている作品達は、自分自身が「好きだな~!」と感じた部分だけを勝手に美味しくいただいているので十分楽しめているところもありますね。
公式と少し距離をとっているからこそ気持ちも入りすぎず冷静でいられるので、長く応援やお金・時間をかけられているのかなぁと感じています。

個人的な意見ですが、あくまでも推し本人や公式が作り・発信したもので良いなと感じたから勝手に応援し、勝手に時間をかけ、勝手にお金を使っているという意識を常に持っているといいのかもしれません。

推しや公式を信用しすぎない、期待しすぎないようにある程度の距離を保つことで何かあった時にダメージを軽減できたり離れやすくなったりするのでおすすめです!

人と比べず、自分の気持ちを大事にする

皆さんは誰のためにオタ活や推し活をしていますか?
私は「推しのため!」と言い切りたいところですが、正直自分のためにしています(笑)。
毎日頑張る糧の1つになっていますし、何より「次のライブまで生きて稼ぐぞー!」などと目標ができて人生が明るく楽しくなるんですよね。

オタ活の楽しみ方は人それぞれで違いますし、あくまでも自己満でいいはずなのに他のオタクと比べたり動向を気にしたりして悩むのは本当に勿体ない!!
顔も名前も知らない他のオタクのためにオタ活をしているわけでは決してないので、推しだけを見て自分ペースで自分のために楽しむのがオタク活動の醍醐味ではないかと個人的に思っています。

どうしても他のオタクの様子が気になる方は、やはりその原因となっているSNS等から距離を置くしかないと思います。

そういう私も昔はよくSNSを巡回していた人間でした。
グッズ問題、課金問題、チケット問題、オタク同士の言い合い、推しへの悪口……
情報収集以外でSNSを使用しなくなった今考えると、何が楽しくて巡回していたのか理解できないくらい精神的に良くない場面を目にしていました(笑)。
何より他の方の意見や楽しみ方が「当たり前」とされ、いつの間にか脳内に刷り込まれて自分の気持ちやオタ活の楽しみ方を忘れてしまいそうになったのが一番怖かったですね。

その経験からSNSを見る時間帯や閲覧時間を決めて強制的にSNSに触れないよう制限したり、暇だとSNSを見がちなので映画鑑賞や読書、勉強や物作りなどに時間を使ったりしていくうちにSNS離れしていきました。

SNS離れすると他の方の情報が入ってこなくなるので自分の気持ちを大切にすることができ、同調圧力のような意見への興味も薄れていくので心身ともに本当に健康的になれます。

オタ活に正解なんてものはないので、自分が初めに感じた推しやコンテンツに対する「好き!」の気持ちを大切に持ち続けて、自己流のオタ活・推し活をマイペースに楽しんでいきたいですね!

自分の固定観念を見直す

「推しのことは全て追わなきゃ」「今まで買ってきたから今回も買わなきゃ」「推しグッズは積んで当たり前」のような固定観念が知らないうちにできてはいないでしょうか?

個人的にオタ活に使命感や義務感がでてきたら、一度立ち止まるタイミングだと思っています。

私も無意識のうちにオタ活に対する固定観念ができているなと感じて見直したことがあります。
特にグッズに関して「推しだから」という理由で何でもかんでも購入したり、ランダム品も上限まで買うことが多かったです。そこで、
「推しと言っても本当に好きな絵柄?」
「買った後はどこに収納する?どうやって使う?」
「同じようなグッズを持っていないか?」

などとすぐに買わずに一度買い物リストに入れつつ、本当に欲しくて本当に必要なグッズなのかを自問自答する時間をつくっています。
グッズ情報が出た時はテンションが上がってすぐ買ってしまいがちですが、時間を置くと意外と「いや、これはいらないかも……」と素に戻るのでおすすめです(笑)。

あと私の場合はアプリゲームへの課金(ガチャ)ですね。
推しが複数人いて「推しが出るまで回す!」がいつの間にか当たり前になっていて、供給がくるたびに課金しては入手するまで回していました。
正直あまり好みの絵柄ではなくても回していた時は、ファンとしての義務感だけで課金していたと今では思います。
このことに気付いてからはガチャを回す対象を減らして「これは欲しい!」と思ったものだけに課金をするなど、「当たり前」としてしまっていた考え方を変えました。
そうするとお金や時間を他の部分に費やすことができたり、視野が広くなっていろんな考え方ができるようになったりと個人的にメリットがいっぱいあるように感じます。

他にも「周りのオタクが皆やっているからやらなきゃ」や「正直生活が厳しいけど推しだから全通して応援しなきゃ」といった、「○○したい」ではなく「○○しなきゃ」となっている要素を洗い出して、本当にそれは自分の大切なお金や時間をかけてまでやりたいことなのかを考える時間をとってみてください。

本心からやりたいことであれば問題ないですし、逆に突っかかる部分があればそれがオタ活や推し活を苦しくさせている原因なのかもしれないので改善できるチャンスだと思います!

「好き」をたくさん見つける

推しや推しコンテンツ等を1つに絞ってしまうと、そのコンテンツに注ぐ熱量が高くなってしまい、過度な期待や信用するようになります。
全く悪いことではないと思うのですが、もしその推しや推しコンテンツに何かあった時、大きなダメージを受けて「今まで応援してきたのは何だったんだ……」と一気に虚無になってしまう可能性がありますよね。(もちろんその内容にもよりますが)

その対策として、推しとまでいかなくても好きな人や応援したい人、気になるコンテンツ等を増やしてその全てを広く浅く追っていくのもありだと思っています。
経験上、そうすることでその中の1つの推し関連で何かあった時に、ダメージは受けても深入りはしていなかった&他に好きなモノがあったので『推し疲れ』のような状態には特になりませんでした。

二次元オタクの私はあえて『推し』と呼んでいるキャラは数少ないのですが、普段その推しだけに注力しているわけではなく、いろいろなアニメや漫画、ゲーム等を通じて好きになったキャラクターや人がたくさんいます。
最近はマガジンポケットで連載中の『WIND BREAKER』にドハマりしていて、漫画・アニメともに一気に制覇しました!
皆いい子達ばかりなのと作品自体にかなり惹かれたのですが、主人公の桜がもう可愛くて可愛くて仕方がない(笑)。
また三次元だと母親の影響でSnow Manをゆる~くですが応援しています!

「推しや推しコンテンツが複数あるなんてあり得ない」といった意見を見たことがありますし、その気持ちもわからなくはないのですが、好きなモノ・コトはたくさんあるほうが楽しくて幸せな時もあるよ!と言いたいですね。

1つのことに熱中できるのはとても素敵だと思うのですが、オタ活・推し活においては1つに熱量を注ぐのは怖い時があるので『逃げ道をつくる』といった意味でも複数の対象やジャンルをほどよく楽しむのが個人的におすすめです!

最後に……

あくまでもオタ活・推し活は『趣味・娯楽』の範囲で楽しむのが一番だと思っているので、そんな楽しい活動で疲れてしまうのは勿体ないですよね。仕事以外で疲れたくない!笑

よくYouTubeで動画視聴しているゲーム実況者『ドズル社』の社長・ドズルさんが「ゆるく推してほしい。また気が向いた時にふらっと動画を見に来てくれればそれでいい」と言っていたのを聞いて凄くいいなぁと思った記憶があります。
推しに対してずっと張り付いて応援する必要もないですし、自分が必要と思った時に勝手に摂取すればいいんですよね。

オタ活や推し活に正解なんてありませんが、『推し疲れ』しないためには“何事にも依存・信用しすぎない”、“人と比べない”、“固定観念を見直す”、“好きをいっぱい見つける”……このあたりを忘れないことが大切かなと思っています。
2025年最後に更新した記事が何だか重い内容になってしまったのですが、2026年もゆる~~~くオタク活動を楽しんでいきましょう!

ABOUT ME
ももた
推し活や日常生活で役立ちそうな情報を発信中。無理のない楽しい推し活がしたい。チョコを中心とした甘い食べ物が大好き。